手作り鉋。
ダイニング・チェアの角は手触りのよくなるように全て丸く仕上げています。おおよそ12Rくらいの面ですが機械でおおまかに加工しますが全て手作業で仕上げます。椅子の製造数が増えてきたのでだんだんと磨くのが億劫になってきました。もう少し早く作れないか考え、丸く面取りができる専用の鉋を作ることにしました。内丸鉋があったので、長さを短くしたり、反りを加えて「内丸反り台鉋」にしました。このバッドマンみたいな刃は専用の砥石を作って研ぎます。鉋は何度も使っていると接触した場所が擦れて光沢が出てきます。道具っぽくなってきました。やはり刃物で仕上げた方綺麗に仕上がり、後の工程が楽ですね。